宮島🦌厳島神社の境内観光スポット(見どころ)や境内案内地図(MAP)を…地の果てまで知るつもりぃ❓

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厳島神社境内および宮島の寺社・観光スポット一覧


宮島 厳島神社の「境内案内地図(マップ)」

厳島神社・境内の地図(マップ)画像引用先:宮島・厳島神社ホームページ

回廊【国宝】

厳島神社拝観の間、私たちはひたすら回廊を歩くことになります。

前半が東回廊、後半が西回廊で、その両方が国宝に指定されています。

曲がりくねっているため一見わかりづらいものの、2つ合わせると全長は275mという、とても長い回廊です。

回廊の床板は、本来の板の上にそれを保護するための板を重ねており、多くの参拝者が土足で昇殿しても、国宝を守れるように工夫されています。

なお、東回廊の入り口と、西回廊の出口前で屋根を見てみると、2つの廻廊の屋根の造りが異なることに気づきます。

東回廊は直線的な切妻造ですが、西回廊は曲線的な唐破風造になっているのです。

これは、かつて、西回廊側が入り口だったことの名残なのだそうです。

厳島神社の回廊について詳しくは、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
 宮島・厳島神社「西回廊・東回廊」【国宝】

客神社【国宝】

東回廊に入ってすぐ、祓殿の向かい側には、厳島神社の摂社・客神社(まろうどじんじゃ)があります。

摂社とは、一般的に、神社の御祭神の親や子供、兄弟などの神が祀られる神社で、客神社の場合は、厳島神社の御祭神である宗像三女神の兄弟にあたる、5柱の神々が祀られています。

客神社は、大きさはやや小さくなっているものの、構成は厳島神社と同じで、「祓殿・拝殿・幣殿・本殿」を備えており、祓殿は回廊の右側、拝殿は左側にあります。

こちら↑の写真は外側から祓殿を写したもので、海側は波除板(なみよけいた)と呼ばれる板で囲まれていますが、中央は出入口にしていた名残で、板が張られていません。

厳島神社の客神社について詳しくは、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
 宮島・厳島神社「客神社」【国宝】

なお、客神社の祓殿と、厳島神社の拝殿を結ぶ回廊は四角に折れ曲がっていて、この部分を「枡形(ますがた)」と呼びます。

朝坐屋を過ぎて、右側に客神社、左側に拝殿、そして正面に大鳥居を望む位置から見た景色は、ぜひ写真に収めておきたい絶景の1つです。

祓殿でお清め

客神社に参拝する前に、「穢れ」を祓うために「祓殿(はらえどの)」へ進みます。

祓殿には「祓串」が置いてありますので、手に取って身の穢れを祓います。

「穢れ」とは?

「穢れ」とは、人が生きる中で自然と湧き起こる「負の感情」や「悪意」、そしてこれらの「負の要素」から連想される「血」や「死」のことをも指します。
古来、神社の神事において女性が遠ざけられたのは、女性特有の「生理(=血)」と言った「祓うことのできない自然的現象」があったからです。
現在では、このような思想はありませんので、生理中の女性の方も安心して参拝してくだされば結構です。

「祓串」の使い方

祓串は「はらえぐし」と読み、別名「大麻(おおぬさ)」とも呼称します。

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まず、祓串の根元を手に持って「左」の肩とド頭のあたりに串の「紙垂(先端部分)」を持って行きます。
次に、右の肩と右ド頭のあたりに紙垂をくらわせます。
これを交互に行い、「最後に必ず”左”で終わる」ようにして、祓串をキッチリと元の状態に戻します。

祓串は『左⇒ 右⇒ 左』と3回で結構です。
万が一、先端の紙垂が外れた場合は、受付の神職や巫女さんへ「祓串」と「外れた紙垂」をすべて持って行くようにします。

なお、こちらの祓殿は客神社の祓殿であり、前述の通り、厳島神社には、厳島神社の祓殿があります。

鏡の池

客神社の本殿前(東回廊から見ると客神社本殿の右側)の海中には、小さな池があります。

鏡の池と呼ばれる、海中にありながら枯れることがなく、干潮時にも水が満ちている、不思議な池です。

江戸時代の僧侶、恕信(じょしん)によって、宮島で最も美しい「厳島八景」の1つに選ばれていることからも、古くからその神秘的な姿に目と心を奪われる人が多かったものと想像できます。

回廊側からも、社殿の外からも見えますので、干潮の時間になったら、ぜひご覧ください。

なお、厳島神社には、鏡の池(鏡池)と呼ばれる池が、実は3つあります。

1つはこちらの客神社脇、もう1つは先ほどの「枡形」を見ながら進んだ先の揚水橋付近(卒塔婆石がある池)、3つ目は西側の、大国社と天神社の間(西回廊の外側)です。

それぞれどんな形で、どんな違いがあるのか、確認してみてくださいね。

鏡の池の歴史や由来などについては、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
 宮島・厳島神社「鏡の池」【厳島八景】




本殿・拝殿

回廊が「コ」の字に曲がった「枡型」から大鳥居を望みながら進むと、手水舎があります。

厳島神社の拝殿・本殿に参拝する前にお清めをするための場所ですので、まずはここで手口を洗い清めます。

※手水舎で手口を清める手順は、以下↓の当サイトの別ページでご紹介しています。
伊勢神宮(-JINGU-)◆ 手水舎(CHOZUYA)

左手には拝殿が見えますが、じっくり見るのはぐるっと回ってからでもかまいません。

そのまま、海の方へ進んでいきます。

左側に祓殿があり、正面には右楽房が見えます。

なお、客神社の祓殿には入れましたが、こちらの祓殿は柵があるため入れません。

厳島神社の祓殿

拝殿前でお参り

ここが、厳島神社の中心です。

拝殿は、参拝者がお祓いを受けたり、結婚式の際に祈祷を受けたり場所です。

拝殿から先へは入れませんので、本殿を正面からつぶさに見ることはできませんが、拝殿の奥は幣殿⇒本殿と繋がっていて、本殿には御祭神が祀られています。

ちなみに、本殿の屋根は外側から見えます。前後に大きく広がる、「両流造」という建築様式の社殿です。

本殿を外から見たところ

御祭神は、ご紹介した通り「宗像三女神」という水(海)の女神です。

そのため、豊漁、海上安全、水難除去が主な御利益ですが、現在では、嵐から船を守る「海上安全」から発展して、陸海空を含む交通・運輸の神として信仰されています。

その他、開運家内安全縁結びなど、幅広いお力(ご利益)を持つ神です。

ちなみに、厳島神社の本殿には、かつて、厳島弁財天と呼ばれる弁財天像も祀られていました。

弁財天は仏教界の天部に属する仏(神)で、七福神の一員としても有名です。

宗像三女神と同じ水を司る女神であり、三女神の中の市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)と同一視されるため、宗像三女神を祀る神社に一緒に祀られている(あるいは、かつて祀られていた)例はよくあります。

ただ、厳島神社の場合、明治時代の神仏分離により、神社に仏を祀れなくなったため、像は同じ宮島にある大願寺に移されたということです。

厳島神社の拝殿や本殿の歴史、建築様式などについては、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
 宮島・厳島神社「本殿(幣殿・拝殿・祓殿)」【国宝】

※拝殿前には、お守り御朱印の授与所があります。

高舞台【国宝】

祓殿の前(海側)には、高舞台と呼ばれる場所があります。

その名の通り、床から一段高く造ってある「舞台」で、大阪・住吉大社の石舞台四天王寺の石舞台と並んで、「日本三大舞台」の1つに数えられています。

こちらの高舞台は、春の桃花祭、秋の菊花祭などで舞楽が奉納される他、コンサートなどにも利用されています。

厳島神社の高舞台について詳しくは、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
 宮島・厳島神社「高舞台」【国宝】

平舞台

高舞台の海側のスペースも実は舞台で、「平舞台」と呼ばれています。

言われなければ、回廊の一部だと思って、ただ踏んづけて歩いてしまうことでしょう。

でも、この平舞台は、東回廊・西回廊とは別に(本社の附として)、国宝指定されています。

平舞台から海側を望むと、左右門客神社に挟まれた、床が海側に突き出した部分がありますが、これは火焼前(ひたさき)と呼ばれています。

このように↑、平舞台から左右門客神社と青銅鳥居、火焼前、そして大鳥居を見渡した景色や、火焼前の先端から眺める景色は、言わずもがな、厳島神社の境内の中でも最高のビュースポット・フォトスポットであり、多くの人がカメラを手に集まります。

厳島神社の平舞台について詳しくは、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
 宮島・厳島神社「平舞台」【国宝】

右楽房・左楽房【国宝】

拝殿・祓殿高舞台平舞台を左手に見ながら海に向かって進むと、正面に箱型の建物が建っているのが見えます。

これは、向かって右側の右楽房(うがくぼう)で、向かって左側にあるのが左楽房(さがくぼう)です。

2つの楽房は同時に使われるわけではなく、舞楽の種類によって使い分けられています。

朝鮮半島から伝わった舞楽は「右舞(うまい)」、インドや中国から伝わった舞楽は「左舞(さまい)」と呼ばれ、それぞれ、右楽房、左楽房で楽器の演奏が行われます。

右楽房、左楽房について詳しくは、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
 宮島・厳島神社「右楽房・左楽房」【国宝】




右門客神社・左門客神社【国宝】

右楽房の向かって左隣には右門客神社、左楽房の向かって右隣りには左門客神社があります。

それぞれ、「みぎもん・ひだりもん」ではなく、「みぎかど・ひだりかど」と読みます。

正面を格子で守られた切妻屋根の建物の中に、「覆屋(おおいや)」と呼ばれる社殿を構えています。

御祭神は、右門客神社が櫛磐窓神(くしいわまどのかみ)、左門客神社が豊石窓神(とよいわまどのかみ)で、どちらも社名の通り、「門」を守護する神だと言われています。

右門客神社・左門客神社について詳しくは、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
 宮島・厳島神社 「右門客神社」「左門客神社」【国宝】

大国神社・天神社【重要文化財】

厳島神社の社殿の後半は、「西回廊」を歩いて行きます。

拝殿・本殿に参拝し、必要ならお守りや御朱印を拝受してからまっすぐ進むと、厳島神社の摂社であり、それぞれ重要文化財に指定されている、大国神社(おおくにじんじゃ/だいこくじんじゃ)と天神社があります。

大国神社

大国神社は、大黒さまこと大国主命(おおくにぬしのみこと)を祀っています。

大国主命は、厳島神社の御祭神・宗像三女神のうちの田霧姫命(たきりひめのみこと)と湍津姫命(たぎつひめのみこと)を妻とし、御子神も授かっている、厳島神社と関わりの深い神です。

「大黒神」として七福神の一員にもなっており、小槌を持ち、大袋を背負った姿を想像する方も多いかもしれません。

色々な顔を持ち、エピソードも豊富な大国主命は、招福、縁結び、夫婦円満、五穀豊穣、商売繁盛など、色々なご利益を与えてくださると考えられています。

厳島神社の大国神社について詳しくは、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
 宮島・厳島神社「大国神社」【重要文化財】

天神社

天神社は、室町時代に毛利隆元が寄進したと伝わる神社で、厳島神社の他の社殿とは違い、彩色のない素木造の建物となっています。

かつてはここで歌会が開かれ、「連歌堂(れんかどう)」ど呼ばれていました。

大国神社の通路の先に、増設した廊下があり、その向こうに鎮座していますが、この建物は外側の建物で、御祭神を祀る社殿は、左右客神社のように、中に設けられています。

さて、天神と言えば、天神さまこと、菅原道真です。

天神さまは、学問の神として知られていますが、他にも、漢詩や連歌作りに秀でていたことや、書の三聖に数えられるほどの達筆であったことから、詩歌・習字などの上達のご利益もあると言われています。

厳島神社の天神社について詳しくは、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
 宮島・厳島神社「天神社」【重要文化財】

能舞台【重要文化財】

西回廊を進んだ先の出口手前に、西回廊から飛び出すように設置されているのが、能舞台です。

この能舞台は1605年(慶長10年)、豊臣秀吉の家臣で「賤ヶ岳の七本槍」としても有名な福島正則によって奉納されたものを、1680年(延宝8年)に、広島藩主・浅野綱長が改修した建物で、天神社と同じく、素木造の建物となっています。

橋掛(はしがかり:廊下部分)が、ちょうど西回廊の方へ突き出すような角度で設置されているため、鏡板(背景)の松の絵も、回廊からよく見えます。

参拝者が立ち入ることはできませんが、現在も現役の舞台として活躍しています。

厳島神社の能舞台について詳しくは、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
 宮島・厳島神社「能舞台」【重要文化財】

反橋【重要文化財】

1557年(弘治3年)に、毛利元就・輝元親子によって再建されたものです。

かつては、今よりも長く、緩やかに架けられた橋で、勅使(朝廷の使い)のみが渡れました。

他には、波が高い時に社殿へ渡るための、臨時の出入口の役割も果たしていたようです。

現在は内側にも外側にも柵が設置されているため、渡ることはできません。

厳島神社の反橋について詳しくは、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
 宮島・厳島神社「反橋」【重要文化財】

≪おまけ≫五重塔【重要文化財】

厳島神社の社殿やその周辺からは、高い場所に建つ立派な五重塔が見えます。

これは、厳島神社の末社・豊国神社の五重塔で、室町時代に創建されたと伝わっています。

宋から取り入れた禅宗様(唐様)と日本に古くからある和様の、2つの建築様式を折衷した、独特で、なかなか見ごたえのある塔です。

遠くから眺めるだけでなく、ぜひ真下まで足を運んで、見てみてください。

足下から見た五重塔。礎石からの高さは28.38m!

五重塔について詳しくは、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
 宮島・厳島神社(豊国神社)「五重塔」【重要文化財】




≪おまけ≫宝物館

厳島神社の拝観出口を出てすぐの場所には、宝物館があります。

この宝物館には、厳島神社が所蔵する国宝、重要文化財を含む神宝が、なんと約4500点も収蔵されています。

平氏ゆかりの神社だということもあり、収蔵品には兜や刀、鎧など、武士の持ち物が多いのが特徴で、他にも、古文書や絵画、舞楽の衣装などが含まれています。

また、1933年(昭和3年)に竣工したこの建物自体も、国の登録有形文化財となっています。

ここで必見なのは、平清盛が奉納したと伝わる「平家納経」(国宝)のレプリカや、源為朝のものと目される「小桜韋黄返威鎧(こざくらがわきがえしおどしよろい)」(国宝)です。

他にも多数の興味深い資料・史料が、展示替えをしながら公開されています。

厳島神社の宝物館について詳しくは、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
 宮島・厳島神社「宝物館」【登録有形文化財】

宮島・厳島神社の人気・おすすめのお守り

次に、厳島神社の人気のお守りをご紹介します。

既に取り上げた通り、厳島神社の御祭神は、宗像三女神という海の神様です。

海の神様ですので、豊漁や海上安全はもちろんのこと、現代では交通安全の神としても信仰されています。

したがって、交通安全のお守り各種は、厳島神社を代表する人気のお守りとなっています。

その他、御祭神が女神であることから安産縁結びのお守りもおすすめです。

また、幸福を呼ぶ、あるいは、勝運を高める縁起物とされるしゃもじも、宮島・厳島神社の名物です。

宮島内のお土産物店には必ずと言っていいほどありますが、神社で授かるしゃもじは、ご利益も大きいことでしょう。

授与所は、拝殿前にあります。拝観料金を納めて社殿に入らないと授かれないという意味でも、特別観があります!

厳島神社のお守りについて詳しくは、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
 広島県 宮島・厳島神社のお守りの「種類・ご利益・値段(価格)・郵送での返納方法」




宮島・厳島神社のおみくじ

厳島神社には、100円を納め、筒を振って番号の書いてある棒を取り出し、その番号の引き出しを開けておみくじを1枚いただく、全国の神社・お寺によくある「あの」おみくじがあります。

中身は大吉から大凶まで、10種類の吉凶があり、中には、「向吉」「平」「吉凶未分」など、一風変わったものも交ざっています。

吉が出る確率が高いようですが、その次に多く入っているのは凶という、ちょっと辛口の厳島神社のおみくじ。

あなたの運勢はいかに・・?

厳島神社のおみくじについて詳しくは、当サイトの以下↓のページでご紹介しています!
 必ず「凶」が出る噂のおみくじ?!広島県宮島・厳島神社のおみくじの「当たる確率・種類・順番」と真相解明!

宮島・厳島神社の御朱印・御朱印帳

厳島神社の御朱印は、「厳島神社」の墨書きがあるもの1種類(初穂料300円)のみで、期間限定の御朱印も今のところはありません。

一方の御朱印帳は、以前は社殿が描かれた水色の表紙のもの1種類でしたが、現在は、季節ごとの風景を描いた御朱印帳と舞楽「蘭陵王」の御朱印帳が、季節ごとの限定で授与されています。

春限定の御朱印帳

なお、厳島神社には、オリジナルの御朱印帳袋(巾着袋)もあります。

絵柄は、舞楽「蘭陵王」です。




厳島神社の周辺(宮島)で御朱印が授与されている神社・寺

宮島で御朱印を授与されているのは、厳島神社だけではありません。

こちら↓の地図でお示しした通り、厳島神社以外にも4か所で御朱印がいただけますので、寺社巡り・御朱印巡りが趣味という方は、ぜひ、他の神社・寺にも足を運んでみてください。

大聖院

大聖院(だいしょういん)は、弘法大師空海が開いたと伝わる寺お寺で、弥山の麓にあります。

厳島神社の拝観出口からは、徒歩7分くらいのところに、入り口の仁王門があります。

「仁王門」から、境内奥にある「一願大師」までは、直線距離で200m少々あり、見どころもたくさんありますので、ぜひ時間を取ってお立ち寄りください。

御本尊は十一面観音像と、波切不動明王像で、それぞれ、観音堂と、勅願堂に祀られています。

通常の御朱印は「波切不動明王」と書かれた御朱印1種類(お布施300円)で、他に、「中国観音霊場」など、霊場巡礼用の御朱印が用意されています。

オリジナルの御朱印帳もありますよ。

大聖院・弥山本堂

実は、大聖院のお堂は、弥山の上にもあります。

その1つ、弥山本堂は、ロープウェイの獅子岩駅(山頂)から、さらに徒歩15分~20分ほど歩いたところにあります。

御朱印所は、石段を上がった三鬼堂の横の御祈祷受付で授与されています。

御朱印は、中央に「虚空蔵菩薩」の文字が入るもの1種類(300円)です。

大願寺

大願寺(だいがんじ)は、厳島神社の拝観出口からすぐの場所にあります。

こちらも、一説には弘法大師空海が開いたと伝わるほどの歴史ある寺院で、薬師如来像を本尊として祀っています。

ご紹介した通り、かつて厳島神社に祀られていた弁財天像(秘仏)を祀っているため、御朱印には「厳島弁財天」という文字が入ります。(お布施300円)

また、オリジナル御朱印帳にも、弁財天の姿が描かれています。




豊国神社

五重塔の所でご紹介した豊国神社(とよくにじんじゃ/ほうこくじんじゃ)は、豊臣秀吉・加藤清正を神として祀る神社です。

五重塔の他には、千畳閣の異名を持つ、巨大な建物があります。

御朱印は1種類で、千畳閣の内部で、300円で授与されています(拝観料金別途)。

なお、御祭神は、出世歴や、主君・家臣と良好な人間関係を築いた人柄から、出世運向上、人間関係改善、その他、幸運招来、良縁などのご利益があるとされています。

宮島・厳島神社へのアクセス(行き方)

宮島へのアクセス

厳島神社がある宮島は「島」で、宮島へ渡れる橋は架かっていません。

したがって、宮島へは何らかの船でアクセスすることになります。

多くの方が利用するのは、JRか広電(路面電車)で各線宮島口駅へ行き、宮島口桟橋からJR西日本フェリーまたは松大汽船のフェリーに乗るルートですが、広島港やマリーナホップなど他の場所からも、フェリーや高速船を利用できます。

~各線「宮島口駅」から宮島桟橋まで~

JR宮島口駅からも、広電宮島口駅からも、フェリーターミナルまでは、徒歩2~3分です。

なお、宮島口のフェリーターミナルは2020年に新しくなっており、その後も、ターミナル前のエリアの工事が進んでいます。

広電宮島口駅は、フェリーターミナル前に移転することになっており、工事の過程で利用に影響が出るかもしれません。

最新情報をお確かめください。

~宮島口桟橋から宮島桟橋までのフェリーのルート~

宮島口桟橋から出ているフェリーは、JRフェリー、松大汽船とも、大人片道180円、所要時間約10分です。

通常のルートはほぼ同じですが、JRフェリーは、9時台から15時台いnかけて、厳島神社の大鳥居前を通過する「大鳥居便」を運行しています。

※通常の料金は共通ですが、ロープウェイとフェリーのセット券を利用する場合や、団体割引が適用となる場合は、両社の料金に若干の差が出ます。

宮島フェリーターミナル(宮島桟橋)から厳島神社へのアクセス

各フェリー、高速船に乗り、宮島のフェリーターミナルについてからは、基本的には徒歩移動となります。

宮島フェリーターミナル前から、厳島神社の拝観受付までは、徒歩約10分です。

参道は海沿いの1本道なので、右側に大鳥居を見ながらひたすら歩くだけの、簡単な道のりです。

行きまたは帰りには、飲食店や土産物店が軒を連ねる「町家通り」も歩いて見てください。

厳島神社の駐車場

宮島には、観光客用の駐車場はほぼありません。

ですので、宮島口桟橋から宮島へアクセスする場合、宮島口周辺の駐車場を利用することになります。

駐車場は各線宮島口駅やフェリーターミナル周辺にたくさんあるのですが、なにせ世界遺産にも登録されている人気観光地への起点となる場所ですので、渋滞や駐車場不足が慢性化している状況です。

したがって、土日祝日にお出かけの場合や、朝早く行けないような場合には、広島港やマリーナホップまで車で行って、そこから高速船でアクセスする方法もおすすめです。

宮島口から少し離れた場所にある大型駐車場を利用し、無料シャトルバスや電車で宮島口へ向かう、パークアンドライドという選択肢もあります。

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