潮位によって様々な表情を見せる宮島or厳島神社に訪れるオススメの季節や日or時間はあるのか❓
以下ではこの疑問について述べるものとする。
厳島神社の「干潮・満潮」の時間はいつ?
宮島・厳島神社の干潮の平均的な時刻
潮の満ち引きの時間は、日によって大きく異なるため、一概にこの時間が必ず満潮で、この時間帯は必ず干潮であるとは言い難いものがあります。ウフ
基本的には、干潮のと満潮は1日2回ずつ、およそ12時間おきにやってきます。
例えば、1回目の干潮時刻が午前3時の日は、2回目の干潮は午後3時頃となります。
1回目の干潮は未明から早朝にかけて、2回目はその約12時間ごの夕方頃という場合が多くなっています。
もちろん、潮の満ち引きは一瞬にして起こるわけではなく、潮位は6時間ほどかけてゆっくりと変化します。
つまり、干潮の時刻の前後2時間程度は、見た目にも水が少なく、満潮の前後2時間程度は、「水があるな」と感じるくらいの潮位がある、ということになります。
満潮時刻・干潮時刻ぴったりにこだわらなくても良い場合は、前後の時間の訪問も視野に入れられ、計画の幅が広がります。
鳥居までなんとか歩いて行ける海水の深さ
海水の深さ(潮位)100cm以下で鳥居の下までなんとか歩いて行けます。
潮干狩りできるのは何センチくらい?
40㎝以下で難なく潮干狩りができます。
満潮時はどれくらいの深さになる??
海水の深さ(潮位)250cm以上の時に、海に浮かんでいる厳島神社が見られます。
潮位を詳しく調べるサイト一覧
宮島・厳島神社の満潮の平均的な時刻
おおよそ、1回目の満潮が9時~11時頃で、2回目がその約12時間後の夜~深夜ということが多いようですが、徐々にずれていくため、必ずしもこの通りとは限りません。
干潮・満潮時間をまとめると・・潮の満ち引きは1日2回!
大鳥居まで歩いて観光をするならば、干潮の時間の前後に厳島神社へ訪れる必要が出てきます。
一方、大鳥居の上部や、宮島の景色を海上から見学したい方は、大鳥居の周りに海水が貯まっている時間帯に厳島神社へ訪れる必要があります。
船(遊覧船/ナイトクルージング)などで大鳥居まで来れば、海に浮かぶ鳥居に接近し、鳥居の上部まで観察することもできますよ。
ただ、何度も申し上げますが、満潮・干潮の時間は、季節によって、あるいは日によって、大幅に違ってきます。
旅行の日程が大体決まっているというあなたは、さっそく、宮島観光協会のホームページで「潮見表」をチェックしましょう。
宮島観光協会URL:http://www.miyajima.or.jp/sio/sio02.html
表の見かたの解説もあるので、しっかり確認して、計画に役立ててください。
潮の干満は、おおむね6時間ごとに繰り返し、大きな干潮、満潮は共に、朝(早朝)と夕方(夜)の1日2回ずつある場合がほとんどです。
つまり、しっかり計画して行けば、両方楽しめるということですね。
なお、干満の周期は1日おきに数十分ほどズレていきますので、中には1日1回の干満(満潮)になる日もあります。
厳島神社の干潮の時にしたいこと
厳島神社の大鳥居まで歩いて行く!
高さ約16メートルの大鳥居を真下から見上げてみたい人は干潮時に。
柱の太さも、海に自立する力強さも、近づくことによって、もっとはっきり感じられるはずです。
厳島神社の大鳥居の周辺で「潮干狩り」をする!
春の干潮時は潮干狩りにピッタリ!ここではなんと!無料で潮干狩りができるんです。
特に潮の引きが大きい日には、いつもは人が踏み入らない所まで行けるので、しっかり育った貝がとれますよ。
世界遺産で潮干狩りなんて、貴重で面白い経験ですよね。
ルールを守って楽しい潮干狩りを!
大鳥居まで歩いて行く際の服装
大鳥居まで歩いて行く際、もしくは潮干狩りする際は、服装の中でも特に靴に注意する必要があります。
大鳥居の周辺に広がる砂浜は、潮が引く前はもともと海底だった場所になりますので、浜辺一体が水分を含んだドロ状になっています。
また、潮が完全に引ききっていない海水が溜まった場所もありますので、ヒールの方は砂にヒールが埋もれたり、泥水が侵入したりますのでご注意ください。
夏であればビーチサンダルで結構ですが、秋冬はビニールの長靴を用意しておくのが賢明です。
厳島神社の満潮の時にしたいこと
海に浮かぶ厳島神社の境内を見る!
境内や鳥居を、少し離れた所から見てみましょう!
水面に浮かぶ神社の美しい姿が見られます。
写真を撮る人は、晴れた朝は境内を正面から見ると逆光になるので、気をつけてくださいね。
浮かんだ厳島神社の境内から海を見る!
ちょうど満潮時間前後に拝観すれば、日によっては足元すれすれまで水面が上がってきた境内を歩くことができます。
晴れていると海は眩しいかもしれませんが、気持ちのいい体験になること間違いなしですよ。
ちなみに秋頃(10月、11月頃)に稀に潮が満ちすぎて回廊まで潮が達し、歩きにくくなることがあります。
この場合は、水位が下がるまで拝観が一時休止になる場合があります。
夕日をバックに大鳥居の写真を撮る!
陸から大鳥居を眺めると、その向こう側に夕日が沈みます。
もちろん干潮でも大丈夫ですが、ある程度、海水があった方が見映えはするので、干潮時間の前後2~3時間を避けられればいいかもしれません。
真っ赤な夕焼けに大鳥居のシルエットを拝む、そんな優雅な夕暮れはいかがですか?
宮島の「参拝遊覧船」で大鳥居をくぐる!
宮島参拝遊覧船は、ほぼ毎晩、6便運航しています。
潮位が十分で、しかも天候等に問題がなければ、船に乗ったまま鳥居をくぐれます。
夕暮れ前の時間でも、ライトアップされてからでもいいですね。
事前予約が必要なので、ホームページを確認してから行きましょう。
【参考】満潮・干潮時刻の変化
2018年の1月第1週の満潮時刻・干潮時刻をまとめてみました。
毎日数十分ずつずれていき、1週間でかなり変化していることが、お分かりいただけると思います。
なお、こちらの満潮時刻・干潮時刻は広島港のもので、宮島の厳島港の場合は、若干、早い可能性があります。
満潮時刻
- 1月1日:9時9分・20時58分
- 1月2日:9時57分・21時45分
- 1月3日:10時43分・22時32分
- 1月4日:11時28分・23時18分
- 1月5日:12時11分・翌0時3分
- 1月6日:12時54分・翌0時50分
- 1月7日:13時36分・翌1時41分
干潮時刻
- 1月1日:2時37分・15時14分
- 1月2日:3時24分・16時1分
- 1月3日:4時11分・16時46分
- 1月4日:4時56分・17時31分
- 1月5日:5時40分・18時15分
- 1月6日:6時24分・19時
- 1月7日:7時8分・19時48分
一例:2018年4月1日の潮位と2022年10月04日の潮位との差異
2022年10月04日の潮位
2018年4月1日の潮位
データは海上保安庁 海洋情報部より
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