大和ミュージアムの館内の様子ってどんな感じ?見どころや所要時間(滞在時間)感想・口コミ評判などをご紹介!

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大和ミュージアムの館内の様子ってどんな感じ?見どころや所要時間(滞在時間)感想・口コミ評判などをご紹介!

呉・大和ミュージアムは呉駅から徒歩約5分という好立地に位置する博物館です。名前の通り、太平洋戦争時代、世界最強最大と言われた戦艦大和の10分の1サイズの模型をメインに展示しています。

このページでは大和ミュージアムの館内の様子や滞在時間と併せて感想などを述べています。

大和ミュージアムの館内図(艦内図)

1階

 

2階

 

3階

 

4階

大和ミュージアムのメインフロアは中央の戦艦大和の模型が間近で観れる1階になります。

1階出入口外のモニュメント群「レンガパーク」

大和ミュージアム第1駐車場から建物の入口にかけてのスペースはレンガパークとなっており、戦艦「陸奥」の主砲身、スクリュー、主舵などが展示されています。

41センチ主砲身(4番主砲塔左)

  • 銘板寄進「株式会社 日本製鋼所」
  • 製造年:大正10年

大和ミュージアムの壁面には煙突のような横棒が捨てられていますが、なんとぉぅ!これは戦艦陸奥に実際に搭載されていた41センチ砲になります。よって列記とした展示物になります。

この大砲は量産型仕様として呉海軍工廠により開発され、陸奥の建造当時は世界最大の大きさをもつ大砲でした。

1918年(大正7年)に呉海軍工廠砲熕部が初号砲を完成させ、以降、74門製造されています。

1920年(大正9年)より、北海道室蘭において日本製鋼所も生産を開始し24門製造されています。

大和ミュージアムに展示されているこの大砲は日本製鋼所の2号砲で1991年(大正10年)に製造されたものであり、1936年(昭和11年)に戦艦陸奥に搭載されています。

主砲身の砲尾に「室2」の刻銘が今も残っています。

謎のプロペラ

どこで拾ってきたか分からない得体の知れないドデかいプロペラが落ちていますが、これは、戦艦「陸奥」に実際に取り付けられていたスクリューになるとのこと。奥に見えるが上記の主砲。

戦艦「陸奥」の錨(いかり)とフェアリーダー

戦艦陸奥で実際に使用されていた錨(いかり)と左舷に取り付けられていた「艦尾のフェアリーダー」です。

「フェアリーダー」とは、船から出し入れするロープ類を保護するためのどデカイ金物のことです。フェアリーダーの方は巨大な万力に見えなくもないが・・。

ポセイドン像

⬆️海の王とされるポセイドンの銅像が見える

館内出入口の前には、来館者を睨みつけるようにギリシア神話の海と地震を司る神とされるポセイドンの銅像が建てられています。右手に持った鉾(ほこ)が印象的です。

こんな姿で街歩いてたら、即逮捕でしょうな。オホ

疑問に思いませんか?このような建物の前に飾られる像はなぜか筋肉モリモリ、尚且つ、イケメンときた。贅肉ブヨブヨの3段腹で何故か顔だけが男前、左手には鉾(ほこ)ではなく、フライドチキンか、おにぎりを持った像とかあったら注目を集めること疑いなし!呉の観光客数 大幅UP


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1階

大和ミュージアムへの入口は1階にあります。

1階には、以下にご紹介する各展示の他、ミュージアムショップや総合案内所もあります。

出入口およびエントランス(入場チケット売り場)

大和ミュージアムのエントランスには入場チケットの自動販売機、下記、「ミュージアムショップやまと」という公式グッズを販売しているお店があります。

ミュージアムショップやまと

太平洋戦争時代に活躍した艦艇、戦闘機などのグッズやプラモデル、文房具、お菓子、書籍などが販売されています。

大和ミュージアムのオススメのお土産はコレ!

最後に、大和ミュージアムの「ミュージアムショップやまと」で買える人気のお土産をご紹介します。

 「大和」のお菓子シリーズ

大和ミュージアムオリジナル版のお菓子は、職場や学校へのおみやげにぴったりです!

戦艦「大和」をかたどった「大和サブレー」や、オリジナルパッケージのもみじ饅頭、ドロップスなどがあります。

 1/2000戦艦大和ミニチュアシリーズ 各1,512円(税込)

戦艦「大和」は、完成以来、数度にわたって補強を行っており、外装が変わっています。
戦艦大和ミニチュアシリーズは、竣工時、3年後の 捷一号作戦時、4年後の天一号作戦時などのモデルなどが用意されています。

船体は約13cmです。

 海軍さんのカレー 2食入り854円(税込)

明治期以降、基地があった呉の洋食店のメニューにもなっていた海軍のカレーにちなんだお土産です。

「五十六カレー」や「呉海軍亭肉じゃがカレー」もあります!

 【見どころ!】大和ひろば

大和ミュージアムのシンボル・戦艦「大和」が展示されています。

実際の戦艦「大和」は全長263.0m、幅38.9mで、3,000人以上が乗ることができる、史上最大の戦艦でした。建造費もケタ外れとなる1億3700万円(現在の貨幣価値で約3兆円に相当)もしたとのこと。

映画『男たちの大和/YAMATO』が記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。

大和ミュージアムの大和は10分の1スケールなので、全長は26.3mとなっています。

10分の1とは言え、設計図、写真、潜水調査の水中映像などをもとに、できる限り現物に近づけて再現されています。

ただし、大和の模型を造るのは、簡単なことではありません。

なぜかと言いますと、戦艦「大和」の製造は、当時敵国であったイギリスやアメリカに知られないように秘密裏に進められたことや、完成時すでに戦争が始まっていたこと、敗戦直後に設計などの記録の多くが焼却処分されたことなどから、正確な模型を作るための十分な資料がそろっていなかったためです。

したがって、まだ発見されていない資料や解明されていないことがある可能性があり、研究調査により新たに判明したことがあれば、こちらの10分の1の大和も随時改装されています。

ぜひ、下から見上げたり上から見下ろしたりして、細かな部分まで観察してみてください。

⬆️上から見た大和

⬆️右舷、斜め30度くらいから見た大和

⬆️艦尾から見た大和。旭日旗(きょくじつき)が目を引く

⬆️左舷から見た大和。

⬆️右舷。よく見ればカールおじさんらしき人物が見える。ウソこけ

⬆️艦首から見て左舷から見た大和。砲台がリアル

球状艦首

⬆️艦首部分。1階から見るとやはりリアル。当時の大和の勇姿が偲ばれる。

ちょっと大和の艦首部分の船底部分にご注目ください!丸〜くなっていませんか?

これはワザと丸〜く加工して造られているんです。このように先端を丸くすることで造波抵抗(水上を動く物体が受ける抵抗)を極限まで減少させ、航続距離を伸ばすための工夫が凝らされています。現在の船舶でもこの形状が活かされています。

木甲板

大和の甲板は一見すると内部が木造に見えますが、木造ではありません。その下には鋼鉄の鋼板が張られています。つまり、鋼板の上に木板が敷かれているワケなのですが、素材は船舶によく用いられるチーク材になります。チーク材は水に対しての耐性がありますので、現在でも造船時に使用されることがあります。

このようなチーク材の木板が使用された理由としては次のような事項が述べられています。

  • 「波や雨の影響で甲板が濡れても滑りづらくする」
  • 「チーク材を敷くことによって弾力が備わり、急な横転時のケガなどを防ぐ」
  • 「チーク材がクッションとなって疲労軽減の意図がある」
  • 「鋼板を歩くと音が響くが、チーク材を敷くことによって響音効果を軽減させ、乗船員の安眠を促進させる」
3連装主砲塔

大和の中央部に見える砲台には3つの砲筒が取り付けられています。これら1つ々々の砲筒は46㎝口径であり、建造当時は世界最大とも云われました。もちろん大和の主砲になります。

最大射程距離は、なんとおっ!42,026mと(40.2㎞)!!と、これまた当時では世界最大の射程距離を誇ったそうです。これに詰め込む砲弾は、重さ1.5トン/直径約46㎝。約40秒で発射できるという代物です。

大和が世界最強最大の戦艦と言われた理由がこの主砲を含めた船体を見て納得ができるというものです。当時の政府が大和建造にどれほどの思いを込めたのか。まさに国の命運を賭けた船だったのでしょう。

カタパルト

機動戦士ガンダムにも頻繁に「カタパルト」というセリフが登場してスッカリと有名人になりつつカタパルトですが、そもそもカタパルトとはいったい何のか?

「カタパルト」とは、簡単に言えば「飛行機強制射出機」のようなものです。

火薬や蒸気の力で空気を圧縮(低圧→高圧)させて、その反動を利用したエネルギーを活用することで飛行機を無理やり飛び立たせる装置です。これなら滑走路が必要なくなりますので、戦艦のような滑走路の搭載が不可能な艦艇にも戦闘機を搭載することが可能になります。

第一艦橋

中央の塔のような部分が艦橋(かんきょう)です。最上階に窓が見えます。実はここが大和の司令塔になります。サッカーでもよく使用される「司令塔」という言葉はゲームメイキングプレイヤーに与えられますが、その由来はこの艦艇の司令塔からきています。

司令塔には、司令官などの高官の席が置かれますので、艦内でもひときわ分厚い装甲が用いられています。ここから目標までの距離を測ったりするのですが、その距離を測る部位が艦橋の上部から左右に飛び出した網目状の蛾(が)の触覚のような「測距儀(そっきょぎ)」と呼ばれた部分です。

 

⬆️蛾の触覚

15メートル測距儀(三九式倒分像立体視式15m二重測距儀)

戦艦大和を建造する際、世界でも類を見ない戦艦を完成させることが目標とされました。その特徴が顕著な部位が主砲です。

大和の主砲は当時、世界最強最大と云われ、周囲40キロ以内の敵であれば粉砕することができたというケタ外れの兵装でした。現今においても大和の46㎝(18.1インチ)主砲は世界最大であり、ギネスブックにも掲載されています。

しかし、主砲が世界最強最大でも的に当たらなければ意味がありません。そこで登場するのが上述の「測距儀(そっきょぎ)」です。

大和の測距儀は敵の位置を極限まで的確につかむため、左右端から端まで15メートルもの長さで作られました。

この測距儀に取り付けられたのが当時の価格で約40万円(現在の価格で7億4千万円相当)もした2枚の対物レンズです。当時、最先端の光学技術を保有していた日本光学工業株式会社(現・ニコン)がこのレンズの製作に携わることになります。

測距儀も左右の端から端まで15mというケタ外れのスケール(世界最大)であったことから、後世においては別名で「15メートル測距儀(そっきょぎ)」の別称が与えられています。

スクリュープロペラ

戦艦大和の船尾船底に取り付けられていたスクリュープロペラまで復元されています。

手前の写真は2016年(平成28年)5月に呉市潜水調査において九州南西沖の水深350mで撮影されたものです。

実は、のぉあんと!!現在もあの戦艦大和は実在するんです。九州南西沖の海底に!!

⬆️今も海底に沈む大和の残骸を表現した模型

詳しくは、呉市は鹿児島県枕崎市沖約200キロの海域にて、戦艦大和の潜水調査を実施しています。

⬆️枕崎市の場所

戦艦大和の調査はこれまで、1980年(昭和55年)、1999年(平成11年)と合わせてこれまで3回実施されており、都度、船体様子や最新情報が更新されています。

ボランティアガイド

なんと!あまり注目されていませんが、館内1階の見どころを案内してくれるボランティアガイドが常駐しています。先着順でツアー形式で1階を一緒に同行する形で案内してくれます。

ボランティアガイドの開催時間

  • 開催時間:10時、14時
  • 所要時間:約1時間
  • 定員:各回20人まで
  • 料金:無料(別途、入場料は必要)
申し込み方法

  • 個人の場合:入場受付カウンターまで
  • 団体の場合(10人以上が対象):事前に電話予約可能(0823-25-3017/大和ミュージアム)

※現在、コロナウィルスの影響によりボランティアガイドは休止しています。2020年4月1日より開催予定とのことですが、変更の可能性もあり。

A「呉の歴史」

明治時代以降、海軍のための戦艦や軍備品を製造する工場地帯として発展した呉が、二度の世界大戦や原爆投下を経験し、「平和産業港湾都」として復興していく歴史を学べます。

また、呉で製造され沖縄特攻作戦に出撃して沈没するまでの戦艦「大和」の生涯や、製造過程、技術などに関する展示もあります。ほかに大和の乗船員の遺書なども展示されており、大和に乗船する誇りと死地へ向かう決意をヒシヒシと感じられるコーナーです。


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2階

2階は吹き抜け状態になっており、1階の戦艦「大和」の模型が見下ろせるようになっています。

大和の模型を取り囲むようにして周囲にスロープが設置されています。なお、このスロープは1階とつながっており、1階から往来できるようになっています。

⬆️ガラス張りの欄干(らんかん)が用いられたスロープが見える

B「大型資料展示室」

零式艦上戦闘機六二型、特攻兵器「回天」十型(試作型)、各種砲弾などの実物を通して、戦争の恐ろしさや悲惨さ、平和の大切さを伝える展示が行われています。

⬆️零式艦上戦闘機六二型

⬆️特殊潜航艇「海龍」(後期量産型)

⬆️XJ3エンジン

⬆️戦艦大和の砲弾。主砲と同サイズで直径46㎝

⬆️戦艦金剛に実際に設置されていた実物のボイラー。マネキンが動きそうで怖い。キャっ!

火星二一型エンジン

  ⬆️火星二一型エンジン

2018年2月より新たに出陳された三菱重工が開発・製造した航空機用空冷星型エンジンです。通称「火星」。後継機である「誉(ほまれ)」が登場するまで日本最大の馬力を生み出したエンジンでした。他社製の機体にも搭載され、世界からも注目を集めたという当時の最新鋭を誇ったエンジンです。

後継機となった「誉」は、中島飛行機株式会社と日本海軍航空技術廠発動機部が共同開発した空冷式航空機用レシプロエンジンです。中島飛行機が制作した最後の軍需用エンジンとして知られています。

ちなみに、あなたは中島飛行機のその後がどうなったか、知っています?

中島飛行機は当時、世界でも注目を集めたほどの高水準の技術力を誇っていました。その名高い中島飛行機が・・なんとぉぅっ!現在でもまだ残っているんです!

当然会社名は変わっていますが、まさかあの会社が・・そうだったのか!

中島飛行機はGHQ・マッカーサーにより解体命令が出され、二度と軍需産業に復帰でないように12社に解体されてしまいます。しかし・・なんとぉぅ!そのうちの1社があの自動車メーカーの「SUBARU(スバル/富士重工)」だった事実はあまり知られていません。

栄三一甲型エンジン

⬆️「栄三一甲型エンジン(製造番号No.31707)

ゼロファイター、通称「零戦」のエンジンとして、第二次世界大戦期に中島飛行機が開発・製造した空冷星型航空機用レシプロエンジンです。通称「栄型エンジン」。

レシプロエンジンとは、エンジン内に取り付けられたピストンを熱エネルギーの力で動かし、ピストンの往復運動を回転運動に変換して出力とする原動機です。

レスプロエンジンは現在、自動車にも使用されています。

恐怖の特攻兵器!「回天」=通称「人間魚雷」!!

あなたは「回天」と呼ばれるあまり知られていない恐ろしい究極の兵器をご存知でしょうか?

回天は人間が魚雷を操縦しながら目標とする艦艇に体当たりするという現代では考えられない特攻兵器です。このため別名「人間魚雷」とも呼ばれます。

一型、二型、四型、十型などのタイプがあります。

実戦投入されたのは「九十三式酸素魚雷」を用いた一型のみです。約420基が製造されました。

戦没者は搭乗員だけでも100人以上にのぼり、その多くが20歳前後でした。

当館展示の回天十型は潜水艦用の電気推進魚雷である「九十二式魚雷」を利用して、本土決戦の近距離艦用として開発されたものです。

3階

3階には、休憩ラウンジや展望デッキ、2つの展示室があります。

C「船をつくる技術」

こちらの展示室では、船の構造や船の造り方、船の素材や力、動きなどを体験型の展示を通して学べ、呉が培ってきた造船の技術に触れることができます。

フェリーや高速船の操縦を体験できシミュレーターもあります。

サイエンスショーや工作教室も開催されるので、日程をご確認の上、ぜひご家族でお出かけください!

キッズコーナー

D「未来へ(大和シアター)」

地球や宇宙に関する調査・研究に活かされる科学技術の今後について学べる展示室となっています。

また、漫画家の松本零士氏を始めとする名誉館長のメッセージも展示されています。

大和シアター

幅7mの315インチスクリーンを備えた「大和シアター」では、JAXA(宇宙航空研究開発機構)などの映像資料や、最新のCG映像による戦艦「大和」の建造プロセスや呉市が実施した潜水調査の様子を観ることができます。松本零士(名誉館長)氏によるメッセージなども収録されています。

⬆️大和シアター

テラス

鉄のくじら館前の置物である実物大の潜水艦「あきしお」を観ることができます。

⬆️望遠鏡もある

⬆️ウッドデッキのテラスが広がる

実験工作室

⬆️実験工作室

実験工作室では毎週土日になると、サイエンスショーや工作教室などが開催されます。優秀な作品は写真のようにショーケースに入れられて展示されることがあります。

学校などの社会見学で利用される場合は、別途、大和ミュージアムに事前問い合わせすることで色々と便宜を図っていただけるようです。

その他の施設

休憩ラウンジ、リフレッシュコーナー

4階

4階には図書館、市民ギャラリー、会議室・研修室、展望テラス、リフレッシュコーナーがあります。

図書館(ライブラリースペース)

4階のライブラリースペース(図書館)には、一般観覧客でも使用できるパソコンが配備されており、1階に展示されている展示物や、大和ミュージアム収蔵の写真や図面をデ-タベースから検索により閲覧することができます。

この他、船舶や船舶の歴史、呉の情報全般が掲載された資料も閲覧することができます。これにより、より理解を深めることができます。

4階屋外「展望テラス」

画像提供先:呉大和ミュージアム


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大和ミュージアムの滞在時間(見学所要時間)

公式(大和ミュージアム)では約1時間30分と謳っていますが、御朱印スタッフが来館したところ、2時間くらいかかりました。

特にミリタリー好きな方はパネルに書かれた説明書きを読むと思いますので、その分の所要時間を考慮しておく必要があります。

各階の目安所要時間

1階:約30分

大和ミュージアムのメインフロアは1階です。1階に10分の1サイズの大和や実寸の零戦の模型などが置かれています。2階では大和や零戦の展示物が真上から見下ろせるようにスロープが設置されています。フォトジェニックポイントになりますので、カメラの用意をお忘れなく!ちなみに館内のほとんどの箇所では撮影可能です。

2階:約30分

スロープの他、2階には展示室があります。呉の歴史として戦艦大和と呉との関連性を絡めたエピソードの紹介や戦争の悲惨さを伝えています。

3階:約30分(シアターを観る場合は15分プラス)

3階には大和シアターという15分間の映像が楽しめる映画館があります。このほか、フェリーや高速船を操縦できる3Dシュレーターや船にまつわる力学などを実験機を通してその原理を学ぶことができます。

このため、お子さんなどは興味津々MAXの活火山状態にモードが切り替わりますので、このモードになっちまった場合は約30分〜40分くらいの所要時間を見込んでおく必要にでてくるでしょう。

4階:20分

4階のメインは展望デッキです。3階にもありますが、4階からはかつて戦艦大和を建造したJMU(ジャパンマリンユナイテッド)を含めた呉の工場地帯などの眺望を楽しめます。ウフ

なお、すでに上述しましたが、4階には図書館がありますので、データベース検索や資料を閲覧される場合は、その分の時間が付加されます。

興味のある展示だけを観覧する

興味のあるポイントを重点的にテキパキと見て回るのであれば1時間前後で済みます。ただし、大和ミュージアムでは定期的に企画展が催されたり、ミュージアムショップに立ち寄ったりする場合はその分の時間がかかります。

企画展とミュージアムショップの観覧時間を含めると・・

企画展はパネル解説などもありますので、読む時間・観る時間が必要になります。見学所要時間は企画展の内容によります。

ミュージアムショップはそれほど広くないのですが、目移りするぐらい販売品目が多く、ジっくり見ると意外に時間がかかります。

このような企画展やミュージアムショップを含めるのであれば、3時間程度は確保しておく必要が出てきます。

大和ミュージアムを訪れての感想

大和ミュージアムは呉と戦艦大和の歴史を余すことなく学ぶことができます。館内ではボランティアガイドまで常駐している上、呉市は海底に沈んでいる戦艦大和の調査を行うほど大和の研究に熱心なので、そういった姿勢がこの博物館にすべて投影されているといえます。

より理解を深めたい方向けに4階のライブラリースペース(図書館)が完備されているなど、博物館としてのスケールの大きさを感じます。

中でも、特に10分の1サイズの戦艦大和の模型は想像以上に精巧に造られており、圧倒されます。

本物の零戦や零戦のエンジンなども実物が展示されているほか、丁寧なパネル解説や展示物の多さなど、さながら国立博物館を彷彿とさせます。

残念なのは3階の体験コーナーがどちらかというと、お子さん連れのファミリーを想定して企画されているということです。シュミレーターにしても子供でも操作できるような簡素な作りをしています。大人が入っても少し物足りなさを感じるかもしれません。

3階・4階の展望テラスでは呉の眺望が楽しめたり小休憩するにはピッタリです。帰りには館内併設のミュージアムショップに立ち寄って公式グッズなどのお土産を選びができるなど、見どころは満載なのではないでしょうか。カップル、家族、友人…etc、性別関係なく幅広い年齢層と訪れることができます。..家族にいるか?

【館外の見どころ】1階レンガパーク後方の「大和波止場」

大和ミュージアムの裏側(海側)には、波止場が広がっていますが、この波止場は「大和波止場」と呼ばれており、実物大の戦艦大和の一部(左甲板)を再現した公園になっています。

この大和波止場には、以下のような見どころとスポットがあります。

大和波止場の見どころスポットMAP

潜水調査船「しんかい」

上述、大和ミュージアム出入口付近に広がるレンガパークに展示されている戦艦「陸奥」のプロペラの付近には、実物の潜水調査船「しんかい」が展示されています。

「しんかい」について
  • 全長:16.52m
  • 幅:5.53m
  • 乗員:4名

「しんかい」は、日本初の本格的な有人深海調査艇です。

1969年に川崎重工業で建造され、1970年からは海上保安庁が所有しました。

日本近海での海底地形地質調査、漁場調査、海洋調査などに活躍し、多くの成果を上げましたが、老朽化のため1977年に引退しました。

その後は呉市の海上保安大学校に保存展示され、2005年からは大和ミュージアムの芝生広場に移されています。

なお、「しんかい」の後には後継機として「しんかい2000」、「しんかい6500」が製造・運用されています。

大和の時鐘【恋人の聖地】

大和波止場の一角となる広場には「大和の時鐘」という鐘があります。2013年(平成26年)7月1日に恋人の聖地の認定を受けています。2015年にはフォトコンテストが開催されています。

恋人と一緒に鳴らすと将来、永遠の愛を誓い会えるとされ、今はまだ付き合いたてホヤホヤ..ムフぅんもしくは、まだ恋人同士にはなっていない今は友人同士の2人が鳴らすと恋愛が成就するとのことです。ロマンチック〜…フぅぅぅん

戦艦大和の前甲板を表現したウッドデッキ

この波止場に行っただけでは分かりにくいのですが、なんと!戦艦大和の前甲板の左半分をイメージして実寸大で再現されています。

⬆️パネルで解説

⬆️戦艦大和の木製甲板をイメージしたかのようなウッドデッキが広がる

大和波止場からの眺望

⬆️大和波止場から観た大和ミュージアムの姿

この波止場からは大和を建造したJMU(ジャパンマリンユナイデッド)や、係留している海自艦船および日本郵船などの巨大な船舶が観れます。

⬆️係留している船舶と呉の工場地帯

青々とした芝生も植栽されていますので、記念写真ができるフォトジェニックポイントにもなり得ます。よく晴れた日には、のぉあんと!結婚式の前撮りやプロモーションビデオの撮影場所にも使用されるほど。

⬆️青々とした芝生がある。フォトジェニックポイント!

⬆️これなんや?

波止場には小休憩ができるベンチが置かれています。・・が!

根上の物体・・これなんや?

大和の艦橋の左右に取り付けられていた「通称・15メートル測距儀」をイメージしたようにも見えます。

大和ミュージアムへのアクセス(行き方)

大和ミュージアムまでの行き方については下記ページをご参照ください。

【補足その1】大和ミュージアムの概要

住所

  • 広島県呉市宝町5-20
電話番号

  • 0823-25-3017
事業主体

  • 呉市
開館年月日

  • 2005年(平成17年)4月23日
面積(広さ)

  • 敷地面積:17,400㎡
  • 建築面積:4,817㎡
  • 延床面積:9,628㎡
規模

  • 地上4階

【補足その2】大和ミュージアムの「展示内容と基本方針(理念)」

呉市海事歴史科学館(愛称「大和ミュージアム」)は、呉市の歴史や、造船・製鋼など、各種の科学技術を中心に紹介する博物館です。

大和ミュージアムでは、以下のような方針・理念に乗っ取り、例えば以下のような展示が行われています。

  • 呉の歴史を後世に伝える
    展示内容:明治以降の呉の歴史、戦争、市民生活に関する展示など
  • 科学技術の素晴らしさを新しい世代に伝える
    展示内容:戦艦大和の構造や現像技術に関する展示など
  • 科学技術を将来に活かす
    展示内容:宇宙開発に関する展示など
  • 平和の尊さを伝える
    展示内容:戦艦や戦闘機、魚雷、特攻隊員の遺品などの実物や模型など

大和ミュージアムは、これらの展示を通して、日本を発展させる原動力になった科学技術、それが利用された悲惨な戦争の歴史について伝え、平和の尊さを考えるきっかけを私たちに与えてくれます。

また、大和ミュージアムでは、科学技術のすばらしさを日本の将来を担う若い世代に伝え、未来への夢や希望を抱いてもらうこと、さらに、地域の文化や教育に貢献することも目的としています。

テレビなどでも度々取り上げられ、広島・呉の観光名所として定着しており、2005年に開館して以来、177日で100万人、10年で1000万人、2017年までの約12年間で、約1200万人の来館者が訪れました。

全国の歴史や科学がテーマの博物館としては異例とも言える人気で、学校の修学旅行や平和学習の一環で訪れる団体も多い他、幅広い年齢層の来館者が訪れているのが特徴です。

なお、正式名称「呉市海事歴史科学館」と、愛称「大和ミュージアム」は、公募により決定しています。

呉市はどんな歴史を持つ場所?

呉市は、戦前は海軍工廠(こうしょう:軍需品製造工場)が設置され、戦艦「大和」を建造するなど、東洋一と言われる軍港でした。

また、戦後は、それまで培ってきた技術を生かして世界最大のタンカーを多く建造し、約10年で日本を世界一の造船国へ押し上げる原動力となりました。

その後も国内有数の臨海工業都市として、地域の産業・経済の発展や日本の近代化に貢献してきました。

大和ミュージアムは、このような歴史を持つ地域と一体になった、「呉らしい博物館」を目指しています。

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