宮島・厳島神社「揚水橋」【重要文化財】

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宮島・厳島神社「揚水橋」【重要文化財】

揚水橋([あげみずばし)【重要文化財】

創建年

  • 不明
  • 1573年から1614年(永禄年間~慶長年間/安土桃山時代)
大きさ

  • 全長:約5m
重要文化財指定年月日

  • 1899年(明治32年)4月5日

厳島神社・揚水橋の読み方

厳島神社の境内には難しい漢字の表記の御祭神や社殿がありますが、揚水橋は「あげみずばし」と読みます。

厳島神社・揚水橋の歴史・由来・建築様式(造り)

厳島神社の揚水橋は本殿を陸側から見て左手側、東回廊と本殿を接続する形で架けられています。

神社の境内に設置する橋にしては少し異様な形状をした橋です。

背丈の低い高欄が組まれており、親柱の上には擬宝珠の変わりに厚板が組まれています。

幅の広さや強度が施された橋の造りから考察すると、荷車にようなものがこの橋を通行していた可能性も示唆されます。

この橋が造営された理由は不明と伝わっていますが、橋の中央部に水を汲み上げるような装置が組まれていることから、昔は海水を汲み上げていたと推測されます。

手水鉢の銘文から垣間見る揚水橋の歴史

実はこの揚水橋の横には手水鉢のような大きな石の置物が設置されており、この置物に海水を貯めて水を汲みとるようになっています。

さらにこの手水鉢には「天正 廿 壬 辰年」と消えかかった銘文が残されていますが、この文字の意味を紐解くと、1592年(天正20年)の壬の辰年という意味合いになります。

これはおそらく奉納された年月を示すものであると考えることができます。1592年といえば太閤秀吉による文禄の役(朝鮮出兵)が行われた年でもあります。

なお、海水を汲み上げて何に使用していたのかは不明とされており、一説では海水を使用した儀式が、かつての厳島神社には存在したとも考えられています。

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