近年の少子高齢化に伴いバリアフリー化を目指す神社やお寺の数も、近年の高齢化の流れに添うような形で増加してきています。
宮島・厳島神社でも、もちろんのことバリアフリー化が進められています。
宮島口のフェリーでの車椅子(バリアフリー)について
厳島神社へ訪れる際のフェリーの乗り場もスロープがあり、バリアフリーに対応しております。
宮島へ向かうフェリーは「JR宮島連絡船」と「宮島松大汽船」の2社が運航しており、どちらを利用してもバリアフリーに対応しています。
尚、フェリーは2社共、約15分間隔で運行しております。
フェリー運賃
- 片道:大人180円、小人90円
車椅子でフェリーへ乗船する場合、フェリーの1階へ乗船することになります。
また、本土の宮島口から宮島桟橋までのフェリーの所要時間は、約10分で厳島神社の付近にある「宮島桟橋(さんばし)」に到着します。
ちなみに「桟橋」とは船を留めおくための係留地点になります。
宮島の桟橋に到着してから、厳島神社へ行く道のりについても段差はなく、車椅子でもスムーズにアクセスすることが可能です。
宮島での「障害者用トイレ」について
宮島桟橋内にも障害者用のトイレがあり、詳しい場所に関しては「観光案内図」が設置されており、公衆トイレの場所に「車椅子マーク」の印が入っています。
厳島神社の境内のバリアフリー化について
厳島神社内の境内についても、すべて段差が解消されており、快適に拝観できるとのことです。
その一環として、存在するのが「車椅子のレンタル」です。
厳島神社の「車椅子のレンタル料金」と無料でレンタルできる??
厳島神社へ車椅子で参拝される場合、宮島桟橋にある「宮島港桟橋内観光所案内所」にて、車椅子が約15台ほど常備されており、無料で貸し出しを行っているようです。
但し、予約を受付することはできないようです。
ちなみに、この「車椅子」貸し出しについて、宮島観光協会に問い合わせをしたところ、お正月の繁忙期などでも、まず無くなることないとのことでした。
しかし、やはり予め準備をしておいた方が無難ですとのことです。
宮島・厳島神社での障害者割引について
厳島神社でも、身障者手帳の提示すると割引があり、以下のような入場料金(拝観料金)になります。
- 昇殿初穂料:大人一般料金:
300円⇒ 100円
また、厳島神社の入口も階段で昇る通り口以外に、車椅子用のスロープが整備されている通り口があります。(車椅子のマークと矢印が目立つように掲げられてますので、おそらくわかりやすいかと思います。)
ちなみに、宮島内は厳島神社以外にも、下記の施設がバリアフリーに対応しております。
ぜひ、ご参考にしてください。
宮島内の主要観光スポットの車椅子での通行に関して(バリアフリー化について)
宮島歴史民俗資料館
ホームページによると、車椅子、オストメイトに対応した多目的トイレあり。
障害者割引も適用があり、身体障害者手帳の提示で入館料が無料になります。
宮島水族館
宮島水族館では車椅子の貸し出しを無料で行っています。
また、問い合わせをしたところ、館内の1階、2階には車椅子に対応した多目的トイレもあるようです。
表参道商店街
商店街内は舗装されており、車椅子でも楽に通れるようになっています。
日本三景碑
桟橋の建屋内に車椅子用のトイレが有ります。
大鳥居(重要文化財)
大鳥居へ向かう途中に「コンクリート製のスロープ」が有ります。
但し、かなり急坂となっているとのことです。
宮島・大願寺
車椅子用のトイレ有ります。平地続きなのでかなり楽に参拝できます。
厳島神社・宝物館
館内用の車椅子の貸出があります。
宮島・清盛神社
厳島神社からは平地続きなので楽に参拝できます。
大元神社・大元公園
車椅子用のトイレが有ります。
宮島・上卿屋敷(しょうけいやしき)
前面の道路は「ゆるやかな坂」となっており車椅子でも楽に行けます。
紅葉谷公園・奥紅葉谷公園
岩惣前のもみじ橋までは車椅子で行くことが可能です。
ロープウェイの乗り場まで無料バスが有り、奥紅葉谷まで車椅子で行くことができます。
スポンサードリンク -Sponsored Link-
当サイトの内容には一部、専門性のある掲載がありますが、これらは信頼できる情報源を複数参照して掲載しているつもりです。 また、閲覧者様に予告なく内容を変更することがありますのでご了承下さい。