2021年(令和3年)〜2022年(令和4年)初詣の参拝可能時間と注意事項について
【開門、閉門時間】
広島県 宮島・厳島神社の正月(初詣)の営業時間(開門時間・閉門時間)
年末大晦日の厳島神社は一旦、17時で営業が終わります。
年が明けると同時に初詣が可能になりますが、しばらくは、並んで待っている人が、係の方の指示に従って少しずつ入場する、入場規制のような形になります。
宮島・厳島神社の1月(正月・三が日含む)の基本的な「開門・閉門時間」
厳島神社は、元旦(1月1日)の0時に開門し、18時30分閉門となります。
三が日は拝観時間を通常よりも延長していますが、人出の状況を見て閉門の時間が前後する可能性もあります。
- 12月31日:6時30分から17時
- 1月1日:0時から18時30分
- 1月2日:6時30分から18時30分
- 1月3日:6時30分から18時30分
- 1月4日:6時30分から17時30分
以降、2月末まで6時30分開門、17時30分閉門となります。
宮島・厳島神社の正月(初詣)の交通規制と渋滞状況・宮島口フェリーの乗船規制
厳島神社へ行くには通常、「宮島口」からフェリーに乗って宮島桟橋へ渡ることになりますが、大晦日の22時台から1月1日の18時頃の便は人(歩行者)を優先するため、車をフェリーに乗せることができなくなります。
宮島口から車でフェリーに乗船できない理由
厳島神社は正月(初詣)の三が日だけで、10万人ほどの参拝客が訪れます。
その10万人の参拝客うち、人出が集中するのが、大晦日から元旦にかけてです。
したがって、人が乗るだけでフェリーがいっぱいになってしまい、車がフェリーに乗れない状況が出来上がってしまうのです。
それでは宮島口に車を停めて・・と思ってしまいますが、それもおすすめできません。
なぜなら宮島口の周辺も交通規制で大変混雑しますし、周辺の駐車場も満車になりやすく、空車があったとしても繁忙期の割増料金が設定されていて、料金が普段より高い、ということが起こる可能性があるからです。
近くまでマイカーで行きたい場合には、パークアンドライドに切り替える方が賢明です。
宮島・厳島神社の正月(初詣)おすすめの交通アクセス方法!
厳島神社へ初詣する際のオススメの交通アクセス方法をご紹介します。
なお、各交通機関の運行時間などは、変更になる可能性がありますので、最新情報をご確認ください。
1.パーク&ライドを利用する
正月(初詣)の時期だけではなく、通常の日でも、宮島口で大規模なパークアンドライドが実施されています。
その中でもおすすめなパークアンドライドが「マリーナホップ 」を利用したパークアンドライドです。
マリーナホップという施設の駐車場へ車を駐車して、そこから高速船で厳島神社へアクセスします。
マリーナホップ駐車場収容台数
- 1500台
厳島神社までの所要時間
- 高速船で25分
※所要時間45分の海賊船「海王」も、1日3~4便運行しています。
マリーナホップの住所
- 〒733-0036 広島県広島市西区観音新町4丁目14-35
マリーホップの駐車場料金
- 無料
マリーホップから厳島神社への高速船料金
- 片道
大人:1500円(目安。変更あり)
小人:800円(目安。変更あり) - 往復
大人:2500円(目安。変更あり)
小人:1300円(目安。変更あり)
※未就学児は大人1人に対して1人まで無料。2人目からは小学生料金。
高速船に関するホームページ・時刻表
- http://mariho-miyajima.com/
- マリーナホップー宮島高速船(フェリー)年末年始の時刻表はコチラです!
高速船に関するお問い合わせ先電話番号
- 082-295-2666(アクアネットサービス)
ただし、マリーナホップの高速船は、日中のみの運行で、0時頃の便はありませんので注意が必要です。
大晦日の深夜から1月1日未明にかけて移動したい場合の交通アクセスは、以下にご案内いたします。
厳島神社の正月(初詣)大晦日・元旦の交通アクセス状況(フェリー)
どうしても元旦の未明から初詣がしたい場合は、宮島口からのフェリーをご利用ください。
ただし、宮島口までのアクセスには公共交通機関の利用がおすすめです。
JR宮島フェリー
宮島口から出発するJR宮島フェリーは、大晦日から元旦にかけての臨時便が出ています。
宮島口発・宮島発共に、10分から15分おきに運行しています。
JR宮島フェリー・URL(時刻表)
松代汽船フェリー
JRと同じく「松代汽船フェリー」も、大晦日から朝方まで運行しています。
1月1日(元旦)は、3時から6時台までが15分おき、それ以外の時間帯は10分おきの運行となっています。
松代汽船フェリー・URL(時刻表)
2.最初から公共機関(電車・バス)を利用する
初めから最期まで公共交通機関を利用すれば、渋滞、交通規制、駐車場探しに悩まなくて良いので、一番おすすめです。
フェリー乗り場に近い宮島口の駅は、以下の2つです。
- JR宮島口駅
- 広電宮島口駅
広電宮島口駅が各フェリー乗り場の最寄り駅ですが、JR宮島口駅からでも徒歩8分ほどです。
年越しの時間の初詣には、大晦日から元旦(1月1日)にかけて臨時便を出しているJR線の利用が便利ですよ。
JR山陽本線
JRは大晦日の終電後から元旦の始発便前に、臨時便として、JR広島駅発岩国行き「宮島号」を運行しています。
ただし、1月1日0時台から3時台まではおよそ1時間に1本程度、4時台はなしとなっているので、時刻表を確認してから時間に余裕をもってお出かけください。
JR広島駅から宮島口駅までの所要時間は、およそ28分です。
大晦日ー元旦JR山陽本線「宮島号」
【広島駅発(岩国行き)時刻】
1時00分、1時45分、2時45分、3時45分、5時00分
【宮島口発(広島・白市行き)時刻】
1時15分、2時00分、2時45分、3時30分、4時15分
※広島方面行きの他、岩国行きもあります。
広島電鉄
広島電鉄(路面電車)宮島線は、12月31日から1月3日にかけて、便数を増やした大晦日・正月特別ダイヤで運行します。
ただし、始発時刻・終発時刻に変更はないので、元旦0時前後の初詣には利用できません。
1月1日早朝特別便
深夜の利用はできませんが、1月1日(元旦)の早朝には、広電西広島駅発、宮島口行きの臨時便を運行します。
西広島駅から宮島口駅までの所要時間はおよそ34分です。
西広島駅の発車時刻は、以下の通りとなっています。
- 広電西広島駅 5:25発
- 広電西広島駅 6:10発
各地から宮島口・宮島へのアクセスについては、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。
広島県宮島・厳島神社へアクセス方法(行き方)「電車(広島駅から)車・フェリー(東京・大阪・福岡・名古屋)・バス」
宮島・厳島神社の正月(初詣)でのオススメの駐車場
厳島神社へ参拝される際のオススメの駐車場は、宮島口周辺のパークアンドライドのサービスを行っている駐車場です。
上記のマリーナホップ以外にも、コインパーキングやパークアンドライド用の駐車場が多々あります。
宮島観光におすすめの駐車場については、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。
年末年始は駐車場の営業時間や料金が変更になっている場合がありますので、詳しくは現地でご確認ください。
宮島・厳島神社の周辺・付近の駐車場の「パーク&(バス)ライド」について(地図・PDFダウンロードあり)
広島県宮島・厳島神社周辺おすすめ駐車場の料金(無料・一番安い)やアクセス・待ち時間・混雑状況について
宮島・厳島神社の正月(初詣)で混雑する時間帯は?
年末年始、厳島神社周辺が最も混雑する時間帯は、大晦日の22時から翌3時頃までの間です。
宮島では「鎮火祭」というお祭りが、大晦日の18時頃から開始されます。
このお祭りが一段落した23時頃から、厳島神社への参拝客が押し寄せてきます。
また、広島市内などでカウントダウンイベントを楽しんだ人が宮島・厳島神社へ向く0時すぎが、宮島口から宮島へ向かうフェリーやのりば周辺の道の混雑のピークとなります。
そして、前述の通り、厳島神社は0時に開門します。
「鎮火祭」を見てから厳島神社の0時の開門を並んで待つ人が大勢いるので、22時から23時頃には厳島神社前には行列ができてしまいます。
宮島・厳島神社の正月(初詣)「1,2、3、4日」の混んでいる時間・空いている時間
以下に、正月中の、特に混んでいる時間帯と、比較的空いている時間帯をご紹介します。
この時間帯はあくまでも目安です。(天候などで変動があります)
1月1日
- 混んでいる時間:0時から3時・5時から7時・10時から14時30分
- 空いている時間:7時から10時・16時から17時
5時から7時の時間帯は「弥山(みせん)」へ初日の出を見に行った参拝客が下山することと、厳島神社の本殿で5時から行われる「歳旦祭(舞楽奉奏)」があることから、厳島神社周辺は混雑します。
1月2日
- 混んでいる時間:10時から14時30分
- 空いている時間:6時30分から9時・15時~17時
1月3日
- 混んでいる時間:10時から14時30分
- 空いている時間:6時30分から9時・15時~17時
1月4日
4日になると、例年、初詣の混雑は収まります。
2018年は1月4日が平日だということもあり、さほど混雑しないでしょう。
宮島・厳島神社の3が日のオススメの参拝時間
厳島神社でのオススメの参拝時間は、早朝6時30分から9時頃までと、15時以降になります。
ただし、上記のような理由で混雑のピークが3回来る1日(元旦)はご注意ください!
しゃもじ授与の待ち時間
1月1日の厳島神社は0時に開門し、案内の方の誘導により、集まった参拝客が少しずつ入場していきます。
この時、通常の拝観券の代わりに「干支しゃもじ」が授与されます。
例えば0時頃から並んだとすると「干支しゃもじ」の待ち時間は、おおよそ1時間ほどです。(天候による)
しゃもじの数には限りがあり、1月1日のお昼頃には大概なくなってしまいます。
縁起物の「干支しゃもじ」が一刻も早くほしい!というあなたは、待ち時間を覚悟の上、防寒対策を万全にしてお出かけください!
宮島・厳島神社の周辺付近の屋台の出店状況(種類)について
大晦日やお正月には、宮島にも屋台が登場します。
厳島神社の屋台の種類
- 「フランクフルト」
- 「カステラ」
- 「名物・もみじまんじゅう」
- 「名物・しゃもじ」
- 「あなご焼き」
- 「かき」
など、宮島の名物品の屋台が出揃っています。
寒い日には、あつあつの揚げもみじまんじゅうがおすすめですよ!
宮島・厳島神社の正月(初詣)の口コミ・評判
【補足】宮島・厳島神社へ正月(初詣)に参拝するご利益(効果)とは?
宮島・厳島神社の正月の初詣のご利益(効果)
厳島神社の主祀神は「宗像三女神」です。
宗像三女神は、海の神様ですので、海の安全や豊漁に対するご神徳(ご利益)があります。
他にも、古来、海でのお仕事をされたきた方々が、漁船などでの無事故を祈願してきたこともあり、海での交通安全祈願にあやかり「交通安全」のご利益もあるとされています。
また、平清盛が平家の繁栄を祈願し、存命中は平家の勢力圏を拡大できたことに起因して、勝運の神としても信仰されています。
宮島・厳島神社の正月(初詣)の行事、イベントの内容と日程
「鎮火祭」
- 12月31日18時から。
- 場所:宮島・三笠浜
古来、宮島では「鎮火祭」という行事があり、山伏が主になって行っていましたが、明治時代の頃から厳島神社が執り行う、厳島神社の行事となっています。
「鎮火祭」の内容
かがり火を焚き、宮島の住民らが大きな松明を担いで参道を練り歩いたり駆け回ったりします。
その火を家の外や料理に使用することで、1年の火災除けになると言われています。
現在は火を持ち帰ることはできませんが、火を移して燃やした後の小さな松明は持ち帰ることができます。
「御神衣献上式」
- 1月1日0時から。
心を込めて編んだ、神聖な御衣(おんぞ)という、衣を御祭神に献上する儀式です。
本殿へ昇殿するのに300円必要です。
「歳旦祭(舞楽奉奏)」
- 1月1日5時から。
新年を祝い、舞楽が奉奏されます。
本殿へ昇殿するのに300円必要です。
「御松囃神能」
- 1月2日11時から。
日本と国民の1年の安泰を祈願します。
「二日祭」
- 1月2日9時から。舞楽奉奏は13時から。
「元始祭」
- 1月3日9時から。舞楽奉奏は13時から。
管絃と舞楽との演奏が行われます。
宮島・厳島神社へのお問い合わせ先「住所・電話番号」など
住所
- 〒739-0588 広島県廿日市市宮島町1−1
電話番号(厳島神社務所)
- 0829-44-2020
弥山で初日の出を観る際は混雑に注意!
1月1日未明の初詣の後は、初日の出を拝むために弥山に登る人も多く、弥山へのロープウエイや山頂付近が、3時頃から朝方にかけて激しく混み合います。
激しく混雑するのはロープウェイです。ロープウェイへ乗車するために整理券をもらって1時間くらいは待つと思います。
ただ、言うまでもありませんが、弥山から拝む初日の出は言葉にできないほど素晴らしいので、一生に一度は見ておいて損はありんせん!
年末年始の早朝の厳島神社は極寒
年末年始の早朝の厳島神社は、大変、気温が低いので、弥山へ登られる方は、服装に注意し、念入りに重ね着をして、初詣に出かけてください。
それでは、あなた様の新年も良いお年であることを願って・・