宮島・厳島神社「燈籠上の神烏(カラス像)」の由来・意味

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宮島・厳島神社「燈籠上の神烏(カラス像)」の由来・意味

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宮島・厳島神社の「神烏」の読み方

厳島神社を含め宮島では「神鳥」のことを「しんちょう」ではなく「神烏=”おおがらす”」と読むそうです。

厳島神社入口の「石燈籠の上のカラス像」

おおよその参拝客は目にもかけずにそのまま素通りしてしまいますが、厳島神社の入口となる「東回廊」の入口には石燈籠が建っており、この石燈籠の上の「笠の部分」をよく見るとそれぞれの石燈籠に「カラスが止まっている」のが目に入ります。

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そして実はこのカラスと宮島、厳島神社に深いつながりがあったことはあまり知られていません。


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宮島の「神烏」の歴史・由来

実は、厳島神社を含めた宮島には「神鳥(おおがらす)伝説」と言うものがあります。

この言い伝えによると、厳島神社が創建される前のある日の夜のこと、佐伯鞍職(さえきくらもと)」と言う人物の夢の中に「厳島大神(伊都岐島神)」と名乗る神が現れて「自らが鎮まる場所を探している」「高天原の神鳥がそなたを案内するので辿り着いた場所に私を祀りなさい」と、伝えたそうです。

次の日、鞍職はその場所を探すことになりますが、宮島内の「養父崎浦(やぶさきのうら)」へ訪れた時、「粢団子(しとぎだんご)」をクチバシにくわえ込んだ神鳥が「弥山の山頂」から突如、飛び降りてきて鞍職を現在の厳島神社のある場所まで案内したそうです。

ちなみに「粢団子」とは、米をクソほど水に浸して、クソほど柔らかくして、クソほどコネまくった団子のことです。

・・こホんっ!

え~っ..尚、この時に鞍職は宮島を9箇所巡ったと言う言い伝えあり、これらの9箇所は現在では厳島神社の境外末社として厚い崇敬が寄せられています。

宮島・厳島神社境外末社「養父崎神社」の神事「御鳥喰式」

厳島神社の境外末社「養父崎神社」では、上記のカラスに因んだ神事が執り行われており、その神事を「御鳥喰式」と呼称します。

宮島には古来から「安芸の宮島廻れば七里、浦は七浦、七恵比寿」と言う謎の言葉が伝承されており、つまりは「7つの浦にある9つの神社」の巡拝し、そのうちの「養父崎神社」においては「御鳥喰式」の神事を行うと言ったことになります。

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この神事は察しの通り、上記の「神鳥(おおがらす)」に因んだ神事です。

例年5月15日に養父崎神社が建つ「養父崎浦(やぶさきおうら)」の沖合に船を浮かべて、船にお供え物として「幣串(へいぐし)」と「粢団子」を共進し、さらに「雅楽(ががく)」を奉奏すると、不思議なことに2羽のカラスが現れて養父崎神社へ団子を持って行くんだそうです。

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まだつづきがあった!宮島、厳島神社の神鳥伝説「四鳥の別れ」

実はこの神鳥(カラス)に関しての伝承がまだあり、この神鳥はなんと!親子で存在するそうです。

親鳥は子鳥が成鳥すると、本土に位置する大野町の「大頭神社(おおがしらじんじゃ)」で子鳥と別れるそうです。

具体的には、親鳥は和歌山県の熊野へ向けて飛び去り、子鳥は弥山の山頂へ飛び去って行くそうです。

こうして次の年の5月15日は再び親子2羽で現れて親の後を引き継ぐと云われています。

厳島神社のカラス像(石燈籠)の場所

厳島神社のカラス像(石燈籠)は厳島神社の境内の東回廊の入口にあります。

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